随分昔からず~っと思っていることなのですが、私は
世界平和は幻想で、決して辿り着けるところではない、と。
実は皆さんも薄々気付いているのではないでしょうか?
自分の周りや自国が争いの無い状態を「平和」と称するなら、それは実現可能だと思うのですが、世界平和、即ち全世界で紛争が無い状態が維持されることは有り得ません。
ただ根拠を聞かれると希薄なものなのですがw
私が世界平和を不可能と言う根拠は「経済」「宗教」「本能」「欲望」です。
どれも周囲に軋轢を生みます。経済は貧富の格差を生み、宗教は教義の違いを認めず、本能は生き汚くし、欲望は他者を貶めます。
仮に貧富の格差もなく平等で、死のリスクを極限まで縮小し、全ての欲望を排除できたなら恒久的世界平和は達成できるかもしれません。
しかしそれは人間の社会なのでしょうか?
平和主義者の方はそこまでは言わない、「世界から軍隊が、武器が無くなれば平和になる」みたいな事を言いますが、それが実現可能ですか?
「反戦平和」と唱えれば実現できますか?平和であること、は確かに望ましいことです。争い事もなく、穏やかに暮らしていけたら幸せでしょう。それは間違いではありません。
その状態を「どのように」「どの程度の規模で」実現するかが問題なのです。先に書きましたが、世界平和は不可能だと私は思っています。ですからせめて自分の身の回り、言い換えれば日本が平和な状態を維持して欲しいのです。
そのために何をすべきか?
日本は世界の中の1国家でしかありません。日本以外の国も沢山あります。その中でどうするのがよりベターなのか?
近隣諸国の中には「足るを知らない国家」が存在しています。
そのような「虎視眈々と侵略する隙」を伺っているような国々とどのように付き合っていくのか?
以前
K氏が書きましたが、戦後の日本の平和は正に「薄氷の上」に存在しています。その事実を伝えず自虐史観を植え込み、近代・現代史に力を入れず、政治に対しての興味を持たせず、平和ボケを量産してきた日教組は国賊です。
平和ボケして「反米・親中」とか言い出すお花畑住人も増えました。
<某ブログより>
しみじみ思うのは極右政治家の親分中曽根康弘も含めて昔の自民党はバランス感覚がそれなりにあったのだなあということ(支持したことはただの一度もないけれど)。今そのバランスを取れる自民党議員は加藤紘一と河野洋平くらいだろうか。
思わずコーヒーをモニターに噴きそうになりました。
無知は罪ですよね……_| ̄|○赤色系の人たちは、断片的な物の見方しかできないんでしょう、きっと。それと右系の人たちが戦争をしたい人と勘違いしているのが哀れです。
むしろ、右系の人の方が、
戦争の悲劇を起こさないためにどうするべきなのか?をよく考えているのではないかと。
より広い世界史観を持ち、その中で日本がどのようにして平和を維持するべきなのか?赤色系の人は考えていないのではないかと。
日本の所在地が中国、ロシア、半島から離れていれば、お花畑住人でも平気でしょうがね。
このあたりも以前
K氏が書いてましたねw
いずれにしても国家のエゴを中心に、「経済」「宗教」「本能」「欲望」がある限り、世界平和は望めません。その事実を理解して尚、世界平和を謳うのなら
理想を抱いて溺死しろ今享受している平和が何によって支えられているか、よく考えるべきかと。
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- 2005/07/04(月) 22:24:10|
- Tの戯言|
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トラックバック:8|
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コメント:3
TB有り難うございました!
>今そのバランスを取れる自民党議員は加藤紘一と河野洋平くらいだろうか
下等に江の傭兵ですか・・・・・・(大汗)
念仏平和主義唱えるのも言論の自由なんですが、これまでそうだったからといってこれからもそうだとは誰が保障してくれるのか、また、有事の際は血を流すのは必至だという点が欠落しているという点が致命的ですよね。
- 2005/07/07(木) 16:53:31 |
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