[8721] なかなか面白そうな集会ですね
名前:黒田明宏
日時:2005/06/22 23:24
私には「憲法を潰すのは誰だ」と言われても答え出来かねますが、「日本を潰すのは誰だ」と問われればお答えできそうです。
まあ、そんな戯言はともかくといたしまして。
まず1番初めに理解しないといけないのは、戦争とは「武力による外交」であると言うことです。あくまで「外交の1形態」であり、この考えが「世界標準」であることを理解できないと戦争は語れません。外交とは「口喧嘩」か「殴り合い」なのです。
但し、これは戦争の正当化、賛美ではないのでお間違えなきように。
この世界標準を前提に話をします。
まず、戦後の日本が平和を維持できたのは、日米安全保障条約、即ち「米国の核」のお陰です。そして主権国家として指揮権を持った自衛隊のお陰です。憲法9条に意味が無い訳でも力が無い訳でもありませんが、単体で平和を維持するためには力不足です。
世界が概ね安定した平和を維持しているのは軍事バランス、とりわけ「核」のバランスに拠ります。これらは近年のインド、パキスタン、中国の紛争からもご理解いただけるかと思います。
もし仮に日米安保条約が解消されるようなことがあれば、日本は即座に「憲法9条、非核3原則をチャラ+核武装」しなければ100%侵略されます。あえてどこの国がとは明言しませんが。
ですから佐高氏のおっしゃるのは的外れな訳です。侵略をうけ主権を放棄したいなら別ですが。
これらのことから
日本の平和=安保条約+自衛隊+憲法9条
の公式が成り立つのです。
次に徴兵制への危惧ですが、ほぼ問題ないと思われます。
これは近年の兵器の威力、性能、ハイテク化により、求められるのは「職業軍人」な訳です。国によっては徴兵制と志願制を併用したりしていますが、アメリカなどは志願制にしています。徴兵制によって短期間で教育された兵士は有事には陸軍ぐらいしか勤まりません。日本は周囲が海なので余程のことが無い限り、航空及び海上戦力が主力となり、陸上戦力は志願レベルの員数で賄えます。もし徴兵は必要になったときは敗戦確定でしょう。
軍事関係は以上にして靖国問題等に移りましょう。
これらを問題視しているのは中国、韓国です。かの国々はジャパンマネーが欲しいのと、永遠に頭を下げさせたいだけなのです。ですから小泉総理が突っぱねるのも当然です。そもそも問題になるような要因を作ったのは土下座外交をしてきた歴代の政治家たちなのですから。
タイムリーなお話があります。本日6月22日の新聞ですが「遺棄化学兵器処理 中国案では1兆円超」と中国は日本から毟り取ろうとしています。当初は780億、先日は2000億、今日になって1兆円超とはびっくりです。
これは村山元総理と河野元外相の輝かしい功績の結果ですから、困ったものです。これでサラリーマン増税とか言われても払う気も失せます。
最後に最近の政治家の退廃ぶりについて。
私が見る限り参加者の中にも、まともな政治家は居ないように思えます。
日本の国益と国民の立場を考えることのできない人は、総理大臣にも、政治家にも、なるべきではないのではないか思います。
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