最近お気に入りのレーサーがいる
待ってろF-1!どこかの小坊主と違い……
なかなか苦労しているらしい。
大口スポンサーに頼らずレースをすることがいかに大変なことかは、モータースポーツをやっていないと判り辛いかもしれない。
俺は趣味でダートトライアルと言う競技をやっていた。ベースは市販車両で改造範囲も狭いA4クラス。
普通に街乗りにも使ってたけど、大体「車」に投下したコストは年間100万程度。尤もガソリン代やエントリー代等も含めての話だが。
メンテナンス代だけでも年間3~40万は楽勝でかかる。
高々ローカルシリーズに年間10戦ほど参戦するだけで。
しかも個人の趣味レベルでだ。
またダートラをやるだけでなく競技会の主催者側だったこともある。参加者に景品を出すために企画書を書いてショップへ協賛をしてもらいに行く。例えばタイヤとかオイルとか。
これも結構大変で、質も量も集めないといけない。
高額景品はチームで購入したりもする。
ショップも身内意識があるから多少協力をしてくれるものの、やはり30~50軒ぐらい回らないといけない。それもイベント1回だけで。
チーム員と分担するので1人で回る軒数はそれほどでもないのだが。
これが彼のレース活動に対してだとどうだろう?
レースにはそれほど詳しくはないのだが、恐らく年間3~5千万は最低でもいるのではないだろうか?
それだけのスポンサーを集めることがどれだけ大変はことか!
俺が競技をやっていた頃に世話になったガレージのオーナーがラリーストで、スポンサー集めが結構大変だったと言う話も聞いた。
WRCのサファリにプライベートで出ていた、と言えばピンとくる人もいるだろう。
ある年は車は作れたが参戦費用が捻出できず参戦できなかったこともある。
モータースポーツとはとにかくお金がかかるのである。
マジでバナビー君に爪の垢を煎じて飲ませてやりたいぐらいだ。
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- 2005/04/09(土) 19:17:03|
- Kの戯言|
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