随分とご無沙汰してます。
色々と書きたいネタはあったのですが、ちょっと忙しくてw
で、久しぶりの更新はと言うと……
ベースはちょっとエロ関係ネタで。
歌舞伎町「ビデオ村」摘発 “聖地”揺さぶるのは警察でなく意外にも…
~略~
「やっぱりネットの影響ですよ。商売あがったりです。かつては月1000万円を売り上げた店もあったが、今や昔です」
ビデオ店店主は寂しげな表情で振り返る。
インターネットで無修正画像は当たり前。さらにファイル交換ソフトの発達で、大容量のビデオが無料で簡単に入手できるようになった。
「客層が一気に高齢化してしまった。客として来るのはおじさんかおじいちゃんですよ。支えているのは団塊の世代と言っても過言でない。かつては性への興味ではちきれんばかりの高校生が来ていたものですが…」
~略~
全体としては
・警察と業者のいたちゴッコ
・業者の影に暴力団
・売上減はネットの影響
と言った感じかな?(一応全文は読んでおくといいかも)
ぶっちゃけ今回言いたいのは
売上減は不景気のせい!と言うことだ。
売上減は何もエロDVDに限ったことではないし。
確かにあの業界がちょっとおかしい部分があることは否めない。
が、あの業界で一番大きい波が来たのは、ビデオからDVDに転換したときだ。
DVDに転換した時期、販売店は非常に困った状態になっていた。
1つはパッケージの縮小化で、棚を埋めるためにビデオより多くの在庫を持つ必要が出たこと。
もう1つは、強烈な価格破壊が起こったことだ。
パケ縮小はVHSと比較して、DVDケースで半分、CDケースだと1/4ほどになってしまう。同じ陳列形態をとろうと思えば倍以上の在庫が必要になってくる。では面陳(ジャケット面を向けての陳列、平置きのようなもの)を増やせばいいかと言うとそうではなく、やりすぎは逆に客に不信感を持たすため上限がある。
結果として在庫を増やす(程度によるが)しか方法がなかった。
価格破壊についてはどの業種にも起こったことだが、この業界は特に酷い。
企画物の安値が新品定価で980~1980円まで落ちた。
販売価格が安くなれば1枚当たりの利益額も下がる。
結果として販売数があっても売上が下がり、利益も減ると言う悪循環に陥る店もあり、そして店を閉める結果となった。
またこの手の店も万引き問題があり、1品あたりの額が大きいだけにその損害も大きい。
このあたりはメーカーが1ヶ月数本の損品保証を付けたりするところからも、厳しい問題であることが窺える。
結局はこの業界も書店と同じで、大手と中古店だけがなんとか頑張れて、弱小は余程うまく立ち回らないと青色吐息にならざるを得ない。
まあ、ネットの影響も無くは無いだろう。
海外サーバーを経由したストリーミングで無修正が見れたり、ファイル共有ソフトで動画を手に入れることは簡単である。
これもマンガやゲームと同じで、買う人間のパイはそれほど変化が無いと思う。
単純に投下できる金額が下がっているだけだと思う。
例えば月に15000円で3~4本購入していた人が2本ぐらいしか買わなくなったらどうだろう?
あっと言う間に売上半減である。
購入本数が変わらなくても、より単価の安い商品にシフトしたら?
これも売上減にしかならない。
マンガやゲーム、エロDVDの市場を考えると
・好きだから気にせず買う
・金が無いから買い控える(買うものを絞る)
・タダで手に入るなら買わない(P2P等)
の3つがあると俺は考えている。
で、1、3番目の層は景気に関わらず、そのスタンスを変えることはないと思ってる。
2番目の層が一番景気に連動する層で、この層が一番パイが大きいと思われる。
金が無ければ財布の紐を絞り、有れば緩める。
現状はこの層に金が回ってこないから市場に金が循環しないだけである。
逆に言えばこの層に金が循環するようになれば、景気は回復方向に進むだろう。これは何もマンガやエロDVDだけではない。
車やバイク、家電もそうだろう。
あるいはP2Pの広がりにも手を貸しているかもしれない。
欲しいけど金は無い、違法だがタダで入手する手段がある、ならばそれを使おうと考える人がいて当たり前なのである。
例えば一流企業と言われるところで、金はあるが地域や従業員は大事にしない企業がどれだけあるか?
工場を誘致しても派遣社員を使い、地域経済に貢献しないところ。
海外へシフトして国内を蔑ろにするところ。
それら大手から広告料をを貰うが故にまともに批判できないマスゴミや出版社。
モノが売れないのは自業自得だと判れ!現在の景気の悪さ、あるいは政府の言う景気回復と言うのは、ショックパンツを履かされて上半身にだけ血流を確保している状態に見えるのは俺だけか?
ショックパンツは長時間使用すると下半身が壊死する。
バブル崩壊後、延々とショックパンツを履かされた社会がどうなるか?もう少し考えてもらいたいものである。
<ショックパンツ>
ショックパンツは、両脚と下腹部を包む3つの部分からなり、各々の部分が独立に空気充填により加圧できるようになった器具である。
使用目的は、第一に空気圧によって爪先などにある細い血管を圧迫し抵抗を増し、血圧上昇を図る。第二に下半身への血流量を減少させ、重要臓器への血流量を増大させる目的がある。
また、骨盤骨折や脚の骨折に対して、圧迫止血と骨折部の安静保持のためにも有用である。
心筋梗塞、頭部・胸部・腹部外傷、肺水腫などが疑われる場合や、新生児・乳幼児・小児・妊婦には使用できない。
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- 2008/05/25(日) 17:02:41|
- Kの戯言|
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