最近バタバタしてるQCの伝道師、Kさんが久しぶりにまともなことを書きますよ?
ソニー、サムスン「互いのフンドシで相撲」に不協和音
mumurさんのブログで書いてたので丁度いいやとw
ソニー、サムスン「互いのフンドシで相撲」に不協和音から引用
「アジアの昇り竜」こと、韓国サムスン電子の成長神話にかげりがみえてきた。本業の儲けを示す営業利益は、05年第2四半期(4―6月)に前年同期比56%減の1兆6500億ウォン(約1650億円)まで落ち込んだ。家電業界に詳しいアナリストは「最大の要因はソニーと組んだ液晶事業。今年4月に稼働した世界最大の液晶工場で、歩留まりが50%程度と低迷しているのが足を引っ張った」と分析する。
家電メーカーの生産技術担当者は「サムスンの生産技術が、ソニーの要求するレベルに達していないのが原因。液晶の生産ラインは大画面化が進んでおり、装置の設定やメンテナンス、不具合が出た場合の調整といったノウハウは一朝一夕では身に付かない」と指摘する。
mumurさんのブログのコメント欄には「新ラインなら歩留まり50%はむしろ優秀なほうかと」と言う声も聞けますが、ちょっとまった。
液晶はサムスンのお家芸の1つじゃなかったかい?そのあたりで考えると、サムスンとソニーの品質管理に対するギャップが見えたように思える。
以前「韓国人にはQCは理解できないのではないか?」とちょろっと書いたが、その予想を裏付けてくれたようなものだ。
QC=品質管理の基本的な物の見方は「なんで?」を100回考えることからスタートする。即ち「真の原因(要因)の発見」が目的である。
この「要因解析」を行う中で、「自責」「他責」を考えることがあるのだが、恐らく韓国人の国民性において「自責」で追求することは難しいのではないかと俺は思っている。だから韓国人にQCは無理と言うのだ。
逆に日本人ならではの国民性で「自責」を徹底追求し「真の要因」に辿り着くことが出来る。
これが日本人の素晴らしいところだ。そしてこのことが日本を工業大国へと押し上げたのだ。
「改善」と言う生産系では当たり前の言葉が「kaizen」と言う言葉に進化し、世界に通用する言葉になったのも、偏に日本人の勤勉さからである。
戦後60年、コツコツと地味に地道に作り上げてきた信頼。
それが日本の工業製品なのだ!まあ、安さに目が眩んでサムスンなんかを買うぐらいなら、安心とセットで国産品を買っておけと言うことだw
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- 2005/07/28(木) 22:43:39|
- 半島ネタ|
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コメント:4
「国産品」の中の人が「韓・中国製」って事も多いので、なにを買えばよいのやら……(;つД`)
ちなみに国産品以外なら、台湾製もなかなかです。
少なくとも、中韓製を選ぶよりはずっと安心できます。
ちなみに「新規ラインで歩留まり50%なら上等」という人がいますが、2ヶ月も経って50%じゃ話にもなりません。
できれば80%、悪くても75%までは上げないと、新規ラインを立ち上げた意味がないですよ。
この程度なんですかね? サムスンの技術力は。
- 2005/07/28(木) 23:04:00 |
- URL |
- you #mQop/nM.
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サムスンですしね。
あと2ヶ月経っても歩留まりが80%を超えないようなら、「所詮サムスンだから」って事になりますねw
- 2005/07/29(金) 09:11:00 |
- URL |
- you #mQop/nM.
- [ 編集]